かなり環境も整ってきたので,接続テストも兼ねて一旦フルクローン用のデスクトップ プールを作成して Horizon Client で接続してみます.
デスクトップ プールの作成
Connection Sever にログインして,[インベントリ] -> [デスクトップ] メニューから [デスクトップ プール] 画面で "追加" をクリックします.
今回は作成済みの vCenter 上にある Windows 11 仮想マシンを使うので,プールの [タイプ] では "手動デスクトップ プール" を選択して "次へ" 進みます.
[マシン ソース] はもちろん "vCenter 仮想マシン" です! "次へ" 進みます.
Connection Server に登録済みの vCenter Server が表示されるので,チェックを入れて "次へ".
[ユーザー割り当て] では "専用" を選択します.今回の環境ではまだ仮想マシンを 1 台しか用意していませんが,"自動割り当てを有効にする" にチェックを入れて ユーザーと仮想マシンを 1 対 1 で紐付けないようにしておきます. "次へ" 進みます.
[デスクトップ プール ID] 画面では一意の ID を決めて入力します.その他の値は一旦デフォルトのまま "次へ" 進みます.
[デスクトップ プールの設定] で色々な制限の設定が可能です.今回は [状態] が "有効" & [セッションタイプ] が "デスクトップ" であることを確認したら,ここもデフォルトのまま "次へ" で進めます.
[リモート表示の設定] も Horizon Blast がデフォルトのようなので,そのまま "次へ".
[仮想マシン] の画面では先程マシン ソースで指定した vCenter 上の仮想マシン(今はまだ 1 台だけです)が表示されるので,このプールに含めたいものにチェックを入れて "次へ" をクリックします.
[詳細ストレージ オプション] では Storage Accelerator を再作成する日数だけが必須項目です.これもデフォルトの "7" 日のまま "次へ" 進めます.
[設定内容の確認] で作成するプールの内容を確認しましょう.プールを利用するにはユーザー資格追加する必要があるので,"プールの追加後にユーザーに資格を付与" にチェックを入れて "送信" をクリックします.
[資格を追加] の画面で "追加" をクリックします.
[ユーザーまたはグループを検索] 画面で [ドメイン] に検索対象ドメイン名を入力し,検索したいユーザーを [ユーザー名] に入力して "検索" をクリックすると Active Directory 上の該当ユーザーが表示されるので,チェックを入れて "OK" をクリックします.
作成されたプールの表示までに時間がかかる旨のメッセージが出るので "OK" をクリックします.
ブラウザの画面をリロードすると,すぐに今回作成したデスクトップ プールが無事に表示されました.
Horizon Client からの接続
準備が整ったので,Horizon Client から接続してみます.今回は macOS に Horizon Client をインストールして接続してみます.Omnissa Horizon Client for macOS を Omnissa Customer Connect からダウンロードしておきます.
インストーラを起動したらウィザードを進めていくだけなので詳細は割愛します.
Horizon Client を起動して,Connection Server の FQDN を入力したら "接続" しましょう.
自己署名証明書の警告が出ますが,自分で作りたての検証環境なので "続行" しましょう.
Active Directory のクレデンシャルを入力して "ログイン" します.
認証が成功して,無事 Windows 11 の仮想マシンに接続が出来ました!
スクリーンショットまみれで(苦笑)長くなったので数 Post に分割しましたが,Connection Server インストールから仮想デスクトップに接続するまでの流れをまとめてみました.まだまだ始めたばかりの超初心者ですが,VDI チョットデキル人に近づけるようこれから修行します!