Horizon Connection Server のインストールが完了したら,Horizon Console へログインしてライセンスを適用しましょう.
ライセンスの適用
Web ブラウザで https://YOUR_CONNECTION_SERVER_FQDN/admin へアクセスします.今回は自己署名証明書のままなので,"危険を承知の上で" 進めます.
綺麗に Omnissa ロゴに変わったログイン画面が表示されるので Domain Admin アカウントでログインします.
まだライセンスが未適用なので,初回ログイン時には「ライセンスと使用状況」画面でアクティベーションを促されるので,"有効化" をクリックします.
保有しているライセンスの種類を選択します.私の手持ちは Term なので,"期間限定ライセンスまたは無期限ライセンス" を選択して進めます.
[ライセンスの有効化] ダイアログが表示されるので,ライセンスキーを入力して "検証" をクリックします.
検証が成功したら "保存" します.
[ライセンスと使用状況] 画面に適用したライセンスの詳細が表示されます.
vCenter Server の登録
評価環境なので,vCenter も自己署名証明書のまま登録します.ESXi Hosts が 1 台も存在しない vCenter Server は登録できません.また vCenter の各オブジェクト名も登録後に変更が生じないよう,先に vSphere の環境をしっかり構築しておきましょう.
[設定] -> [サーバ] から [vCenter] タブを選択して "追加" をクリックします.
ウィザードが起動するので vCenter Server の FQDN とログインに必要なクレデンシャルを入力します.ポートはデフォルトで "443" です.[展開タイプ] はオンプレなので "全般 (Geneal の訳ですがなんかしっくりこない)" を選択し,下へスクロールしていきます.
詳細設定でクローン操作や電源操作の同時実行数を設定できます.今回は全てデフォルトのまま "次へ" で進めます.
自己署名証明書なので警告が出ます."証明書を表示" をクリックしましょう.
証明書の内容を確認して "許可" をクリックします.
[ストレージ設定] では [仮想マシン ディスク容量を再利用] ,[View Storage Accelerator を有効にする] はデフォルトでチェックが入っているのでこのまま設定します.デフォルトのホスト キャッシュ サイズは 1024 MB です.
ちなみに,キャッシュサイズは ESXi Host 毎にデフォルト値を上書き出来ますが,今回の環境では全ての ESXi Hosts でデフォルト値を使用します.
ウィザードの最後の画面で設定内容を確認したら "送信" をクリックします.
無事に vCenter Server の登録が終わりました.
Instant Clone Domain Administrator の追加
インスタント クローンの機能を使う場合は事前に専用ユーザーを Active Directory 上で作成しておく必要があります.Create a User Account for Instant Clone Operations を参考にして, hic-admin という名前のユーザーを用意しました.[設定] -> [ドメイン] メニューの [ドメイン アカウント] タブで "追加" します.
Active Directory のドメイン名と用意しておいたユーザーのクレデンシャルを入力して "OK" をクリックします.
追加したユーザーが表示されたら次の設定を進めていきましょう.
スクリーンショットばかりで読み応えがないまま続きますが,次は仮想デスクトップ用の仮想マシンに Horizon Aget をインストールしていきます.